自作でPCを組むにあたって、「パソコンで〇〇するにはどんなCPUを買えばいいのだろう・・・」と思う人も少なくないと思います。その人達のためにCPUの性能比較、種類などの情報をお伝えしようと思います。(自分の知ってる範囲ですが。)
CPU
CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)または中央演算処理装置(ちゅうおうえんざんしょりそうち)は、コンピューターの心臓部。コンピュータ内での演算を行なう中心であり、CPUは通常はバスと呼ばれる信号線を介して主記憶装置や入出力回路に接続され、何段階かの入出力回路を介して補助記憶装置や表示装置、通信装置などの周辺機器が接続され、データやプログラムなど情報のやりとりを行なう。
CPUの種類
現在自作PCで使われるCPUは、INTEL社製のCPUとAMD社製のCPUが一般的かと思われます。おおまかにINTEL社の製品で言えば、 Core™ i3、i5、i7、i9、Xなどがあり、AMD社製のものでいえば、RYZEN3、5、7、9などがあります。(実際はもっと種類があります。)どの会社の製品も高性能なCPUであり、選ぶのは難しいと思います。自作PCを作るにあたって比較をしてみたいと思います。
価格と性能の比較
INTEL社製 | AMD社製 |
Core™ i3 12世代無 | RYZEN 3 第5世代無 |
Core™ i5 12600KF 市場最安価格 ¥37,000 | RYZEN 5 5600X 市場最安価格 ¥39,954 |
Core™ i7 12700KF 市場最安価格 ¥49,800 | RYZEN 7 5800X 市場最安価格 ¥53,319 |
Core™ i9 12900KF 市場最安価格 ¥76,800 | RYZEN 9 5900X 市場最安価格 ¥72,800 |
価格帯はお店によって違いますが、どちらの製品もそう大差はなさそうです。(INTEL製はKFシリーズでの値段です。Kシリーズだともう少し値段があがります。)KとKFの違いは、内蔵GPUの有無です。別でGPUを設置するならば必要はないかと思われます。
両社CPUの、マルチスレッドとシングルスレッドの処理性能の差は大きく違いは無いようです。
・マルチスレッド
動画のエンコードなどの重い作業や複数の作業を並行して行う時に関わる性能。
・シングルスレッド
ブラウジングなどの軽い作業をいかに早くこなすかということに関わる性能。
Ryzenは価格比でマルチコア性能が高く、3Dモデリングやプログラミングに強く、一方でIntelはCPUとその周囲の専用回路やベンダーなどのソフトウェア最適化により、安定した性能を発揮する。
INTEL社製 | AMD社製 |
Core™ i5 12600KF 10コア16スレッド | RYZEN 5 5600X 6コア12スレッド |
Core™ i7 12700KF 12コア20スレッド | RYZEN 7 5800X 8コア16スレッド |
Core™ i9 12900KF 16コア24スレッド | RYZEN 9 5900X 12コア24スレッド |
「第12世代のINTEL製CPU」と「第4世代のAMD製CPU」は、電力面ではRyzenが優れていますが、処理性能やコスパではINTEL製の方が全面的に優れています。グラフィック機能をGPUに依存するならばINTEL製を選びたいところです。ここまできたら第12世代のCore i5もミドルスペックの域を超えてきてますね。
最近は殆どCPUクーラーが付属していません。もし買う必要があるなら、必ずマザーボード・CPUに対応してるかしっかり調べてから購入しましょう!!
コメント